9月11日(木)、三好市立芝生小学校の6年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師はキャリア相談室manimaniの瀬尾様と白川様です。
前半は「自分の良さと仕事(職業)とのつながり」についての学習です。仕事には「現実的」「研究的」等の6つのタイプがあることを学び、そのタイプを運動会の役割に当てはめて、自分のタイプや良さを探る活動をしました。やってみたい運動会の役割(タイプ)を順位付けして、自分に向いていそうなタイプについて考えました。また、グループの中で相手のタイプや良さについても互いに考え、伝え合いました。児童の皆さんからは「○○さんは運動が得意やから『現実的』が向いていると思う。」「自分で考えていたタイプとよく似てる!」等の声が聞かれました。意見交換を通じて、自分のタイプや良さを確認したり、友達から見える新たな自分のタイプや良さを発見したりすることができました。また、どのような仕事とつながりがあるかを知ることができました。
後半は「『おにぎりを食べる』について考える」学習です。「好きなおにぎりの具は?」と尋ねると、さまざま思いつく身近な存在ですが、それに関わるお仕事にどのようなものがあるのかを考えました。「コンビニで買うには作る人だけでなくて、運ぶ人もいないと。」「栄養のことを考えている人もいるかも。」「機械を使うから、それを作る人も関わっているよ。」等、理由も添えて多くの意見が出ました。学習を通して世の中にはさまざまな仕事があること、それらの仕事によって社会が成り立っていることに気づくことができました。
授業の最後に、瀬尾様から「自分の見えるモノ・コトを意識してみることが、自分の未来につながります。」とお話しされました。自分の将来について、さまざまな視点から考えることができた授業でした。
(教育情報化支援担当 奥本)