• 088-677-8411
地域DX推進部バナー

キャリア教育出前授業「視聴覚障がい者支援センター(手話体験学習)」(神宅小学校)

 9月26日(金)、上板町立神宅小学校の4年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師は徳島県立障がい者交流プラザ 視聴覚障がい者支援センターの芝髙様です。

 授業テーマは「手話を学ぼう!」です。初めに、耳が聞こえない生活の中で困ることについて、みんなで意見を出し合いました。そして、耳が不自由な人と話すときに「手話」や「筆談」など、いくつも方法があることを教えていただきました。また、難聴の理解促進のために作られた動画を見て、似ている言葉の区別や後ろの音の聞き取りが難しいという特徴を知り、身振り手振りを交えたり、前に回って話しかけたりすることが大切だと学びました。

 次に、手話についての○×クイズを行い、楽しみながら手話にも国や地域によって違いがあることなどを学びました。その後、実際に手話を体験する活動に移り、「こんにちは」などの挨拶、「ありがとう」など日常生活の会話で使う手話を教えていただきました。また、指文字を使って自分の名前や数を表現する方法も学びました。

 授業の最後には、数を表す指文字を使ったビンゴゲームを行いました。全16マスの中に1から20までの好きな数字を書き入れた後、芝髙様や担任の先生が選んだ数字を指文字で伝えていきます。数字が一つ一つ発表されるたびに、「リーチ!」「ビンゴ!」など大盛り上がりでした。今回の授業では、手話を使うときに表情もつけることが重要だと教えていただき、児童の皆さんが普段のコミュニケーションでも大切にしたいと考えながら活動に取り組む様子が印象的でした。

キャリア1
キャリア2
キャリア3

(主事 瀧下)