9月22日(月)、上板町立神宅小学校の4年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師は徳島県立障がい者交流プラザ 視聴覚障がい者支援センターの上原様です。
授業の内容は「点字体験学習」で、前半は点字についての説明でした。点字で構成されている本を見せていただき、触って文字を読む「触読」のことや点字には凹面(書く面)と凸面(読む面)があること、かな文字や数字等を表す点字について教えていただきました。また、ソースの容器や洗濯機のスイッチ等、私たちの生活の身近なところにも点字や凸点の表示が使われていることを聞き、時計の針を触って時刻が分かる腕時計も見せていただくと、児童の皆さんは興味津々に覗き込んでいました。
後半は点字を打つ体験でした。点字盤や点筆等の道具の紹介を受け、早速練習でひらがなの五十音や自分の名前を打ってみました。児童の皆さんからは「打つとプツプツいい音がして気持ちいい!」「裏を触るとザラザラになってる!」といった声が聞かれました。最後に、名刺用紙に名前を打つ「名刺作り」にチャレンジし、できた名刺を友達と見せ合っていました。貴重な体験に、児童の皆さんはとても楽しそうな様子で活動に取り組んでいました。
(教育情報化支援担当 奥本)