10月10日(金)、徳島市千松小学校の4年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師は徳島県パラスポーツ協会から依頼された、徳島WBC(車いすバスケットボールチーム)の中川様です。
前半は中川様からのお話でした。17歳で事故にあって足が不自由になったこと、たくさんのことを自分でできるようにとリハビリに懸命に取り組んだこと、車いすバスケットボールとの出会い等、これまでの経験について教えていただきました。また、車いすのイメージや、もし学級に車いすの友達がいたらどうするか等を問いかけられました。児童の皆さんからは「車いすは大変そう」等の素直な気持ちや、「車いすの子も一緒に楽しめるようにルールを考える」等のあたたかい言葉が聞かれました。中川様からは「車いすのイメージをマイナスからプラスに変えていってほしいです。」とお話しされました。
後半は車いすの体験活動でした。車いすについて説明を受けた後、競技にも使われる車いすを使ってリレーをしました。また、あらかじめ選ばれていた児童の皆さんや先生方、中川様が参加して車いすバスケットボールのデモンストレーションもありました。どちらの体験活動も大変な盛り上がりを見せ、とても楽しく取り組むことができました。
授業の最後に中川様から「車いすに対して、少しでもプラスの気持ちに変わりましたか?」と問いかけられると、児童の皆さんはたくさん手を挙げていました。お話だけでなく貴重な体験もできた授業になりました。
(教育情報化支援担当 奥本)