6月18日(水)、北島町立北島北小学校の6年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師はテック情報(株)の平様です。
前半はテック情報(株)の紹介から始まり、過去に主流であったフロッピーディスクや現代のSDカードの実物を見せてもらい、「高速」「小型化」「大容量」というコンピューター業界の進歩について学びました。また、システムエンジニアの仕事のやりがいや面白さ等のお話があり、膨大な情報をあっという間に処理するさまを実演しながらシステムの便利さについても紹介してくださいました。児童の皆さんからは「おー!」「すぐに出来た!」等、驚いた声が聞かれました。
後半は、「社会人になるということ」についてのお話でした。初めに、生成AIを用いた回答を参考にしながら「社会人になること」について具体的にお話ししてくださいました。また、民間企業調べの「なりたい職業ランキング」から、さまざまな仕事が並ぶ中で「ITエンジニア・プログラマー」を希望している人が多いことも教えていただきました。次に、システムエンジニアやプログラマーに求められる能力として「人の意見を聴くことができる」「知識を有効活用できる」の2点があることを知り、それを体験するために図の説明だけを聞いて形に表していく伝言ゲームをしました。児童の皆さんはゲームを通して、聞いた情報だけでは正確に形を捉えることが難しいことに気づき、人の意見を聴くことの大切さを実感していました。授業の最後に、平様から「広い視野で物事を考え、自分の言葉で表現するための手段として、勉強することは大切です。」と、言葉をかけていただきました。
(教育情報化支援担当 奥本)