キャリア教育出前授業「富士通（株）」（三縄小学校）

　11月25日（火）、三好市立三縄小学校の5・6年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師は富士通（株）の濱上様と武田様です。

　授業のテーマは「ITを使い倒そう！妄想を膨らまそう！そして新しい世界へ！」です。はじめに、進化していくテクノロジーの力やAIが身近になる生活への変化等、予想されるこれからの世の中の姿について、動画も交えながら教えていただきました。

　次に、収集したデータを分析して物事の判断・意思決定をする「データドリブン」について学び、児童の皆さんもデータドリブンに挑戦しました。まずはグループで「実現したいこと」について話し合い、「働ける人が減っているのを解決するために、ロボットに仕事をしてもらうのはどうかな。」「AIの先生がいるといいな。」等、さまざまな意見が出ました。その後、全体で発表をしました。発表を聞いている人からは肯定的な感想だけでなく、「介護ロボットが人を落としてしまったときは？」「AI先生の授業はどんな風になる？」のような質問があり、実現のために必要なことについて考えを深めることができました。発表後、いくつかの「実現したいこと」について、武田様が動画生成AIを使ってその様子を見せてくださいました。さらに、進化が著しい生成AIのことや、将来仕事等で活用するためのヒントも教えていただきました。

　授業の最後に、濱上様から「これから必要な力として『基本的なデータ分析ができる力』『アイデア力、発想力、妄想力』『解決したい課題を見つける力』があります。このような力を伸ばしてください。」と、言葉をかけていただきました。貴重なお話を聞くだけでなく、ワクワクするような少し先の未来について考えることもできた出前授業になりました。

（教育情報化支援担当 奥本）