11月25日(火)、徳島市沖洲小学校の6年生児童を対象に、キャリア教育出前授業を実施しました。講師はキャリア相談室manimaniの瀬尾様と4名のスタッフの方々です。
前半は「夢のたねの見つけ方」のお話です。「夢」は目的であり、それを実現する手段が「職業」であることを学びました。次に、「好きなこと」、「得意なこと」及び「大切にしたいこと」が夢や職業を見つけるヒントになることを学び、それらをワークシートに書き出すことを通じて、自分自身のことを考える活動をしました。各自記入した後は、4,5人でつくったグループの中で発表し合い、「こんな人生がいいな」という夢(目的)について探りました。
後半は「『おにぎりを食べる』について考える」学習です。身近な存在のおにぎりですが、どんな材料が使われていて、どんな仕事の人が関わっているのかを考えました。児童の皆さんからは「お米農家」「漁師」「コンビニの店員」等、たくさんの意見が出ました。瀬尾様からは、児童の皆さんから出た意見のほか、「お店までおにぎりを運ぶ人」「お店でおにぎりを販売するために不可欠な電気を供給する人」「おにぎりを加工する機械を整備する人」など、おにぎり一つのことをとっても、さまざまな仕事があることを学びました。また、このことを通して、社会はさまざまな仕事、職業の方たちによって成り立っていることに気づくことができ、将来について考えるきっかけになる授業となりました。
(増田)